思いっきり水と触れ合う!

まず水と親しくなることからはじめよう。
ただ水の中に身を置くのも気持ちいいけれど、
ちょっとした遊びのヒントやツールがあれば、水ともっと仲良くなれる。

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水切りで川にご挨拶

タープ設営はちょっと遊んだ後だっていいよね。それよりもまずは、水にご挨拶。そうだ、水切りして遊ぼうよ! さっきまで眠たそうだった子どもたちの顔が嘘のように輝いている。

「水切りに向いているのは、円盤状の平たい石。石の縁(ふち)に沿って人差し指を引っかけたときに、無理なく握れるものが理想のサイズです。軽いものよりもある程度重みのある石の方が、遠くまで水の上をかけ抜けてくれますよ」(藤原さん)

水遊びの達人である藤原さんのアドバイスを受けて、適当な石を探し始める3家族。まるで宝物を探すように理想の石を見つけることに夢中になっている女の子は、真っ白ですべすべとした卵のような石、黒と白が入り混じったハート型の石を見つけて「これは投げないの、お母さんに見せるんだ」とニッコリ。

ピシッ、ピシッ、ピシッ……チャぽん。
重いはずの石が軽やかに跳ねていく。遠くに飛ばすのは、思ったよりも難しい。石の形や重さに合わせて力をコントロールし、足裏から指先に力を伝える動きは、子どもたちの指先の感覚や、視覚、触覚を養うことができる。
「親指と人差し指で円を作って、そこにすっぽりと石を納めるのが基本の握り方。人差し指で回転をかけながら投げることで、水の抵抗に負けず、より長く滑走します。遊ぶときは、まわりに泳いでいる人はいないか、水鳥などの生き物はいないか必ず確認してから投げましょう」(藤原さん)

話題のウォーターアクティビティ
「SUP」にもチャレンジ!

「『SUP』とはスタンドアップパドルボードの略で、サーフボードの上に乗り、専用のパドルを漕いで水面を移動する遊びです。ボードは大きくて安定しているので、初心者でも簡単にコントロール可能。数十分もすればボードの上に立つこともできて、気軽に水上散歩が楽しめます」(藤原さん)

最初は恐る恐るボードに乗り込んだ子どもたちも、すぐにコツを掴み自らパドルを握って漕ぎ役に。独特の浮遊感、水との距離、ボードを思うままに操る感覚。

初めての体験に、思わず「楽しい!」と大きな声で叫ぶほど大興奮。 ある程度コントロールできるようになったら、2チームに分かれて水鉄砲対戦だ! 大人も子どもも笑顔になれるツールを通して、家族と水辺の距離がぐんと近づいていく。

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